2023年6月11日放送のシューイチで太陽電池について紹介されました!
太陽電池
次世代太陽電池・ペロブスカイト太陽電池を開発!
神奈川県にある桐蔭横浜大学で、次世代太陽電池が開発されているとのことです。
0.2ミリ以下のプラスチック基盤にペロブスカイトを塗ったもので、「ペロブスカイト太陽電池」と呼ばれ、曇りの日でも発電してくれるという太陽電池です。
ペロブスカイトとは自然界にある鉱石の名称で、その鉱石と同じ結晶構造を人工的に作り太陽電池の素材として使用しています。
少ない光でも発電&どこでも使える
ペロブスカイト太陽電池は、屋内でも発電してくれるとのことで、オフィス・デスクの上・ろうそくの火などでもいいとのことです。
要するに、光があればどこでも発電でき、照明のライトですら発電します。
シリコンを使った従来の太陽電池と、ペロブスカイト太陽発電の発電量を、曇りの日で比較したところ、ペロブスカイト太陽電池は従来の太陽電池の約2倍の量を発電したとのことです。
簡単に作れる製造方法
ペロブスカイト太陽電池は、誰でも作れるほど簡単にできるとのことです。
従来のシリコン太陽電池は、高温加工など複雑な工程が多く大規模な施設が必要となりますが、ペロブスカイト太陽電池を開発した研究室は約10畳ほどといたってシンプルなのです。
作り方は、ヨウ素や鉛などを有機溶媒で溶かしたペロブスカイト太陽電池の溶液をガラス基盤に塗り、回転塗布機で均一な膜になるように回し、結晶化を加速させる液体を注入し、ガラス基板を100℃のホットプレートに載せるだけです。
あとは、電気を取り出す+と−の電極端子を取り付けます。
ペロブスカイト太陽電池は多用途で使用可能に!?
ペロブスカイト太陽電池の社会実装案として、農業ハウス・スマートフォン・空調作業服・災害時用テントなどがあり、さまざまな分野で活用できるかもしれません。
まとめ
ゆくゆくは、家庭でも簡単に発電できる日がくるかもしれません。
近い将来、実現してくれる日が来るのが待ち遠しいですね。
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