2023年1月9日に放送された「宝メシグランプリ2023」で、沖縄県粟国島の「タンナージューシー」が紹介されました。
普段は食べれるところがないという、まさに幻の料理と言えるでしょう。
なんでも沖縄県などの南国に自生する植物「ソテツ」の雌花の中にある実を何度もアク抜きし、毒を抜いた実がタンナージューシーの原料になるようです。
それではいきましょう。
「タンナージューシー」の材料
カンパチ(切り身)
サツマイモの葉
ソテツの粉
ソテツ味噌(ソテツの粉を発酵させた味噌)
「タンナージューシー」の作り方
①カンパチのアラと身を鍋で煮て出汁をとる(出汁は別の鍋に移す)。
②①でとった出汁にソテツ味噌を加える。
③②の鍋の中に、食べやすい大きさに切ったサツマイモの葉をたっぷりと入れ、5分ほど煮込む。
④③の鍋にソテツの粉を少しずつ入れながら木ベラでかき混ぜる。
※ソテツにはデンプンが含まれているため、しばらくかき混ぜていると雑炊のようになる(お米の代わりになる)。
【完成】食感はモチモチして、味噌の香りが口の中に広がります。
まとめ:【宝メシグランプリ2023】沖縄県粟国島「タンナージューシー」の作り方を紹介!
今回は、「宝メシグランプリ2023」で紹介された「タンナージューシー」の材料や作り方についてご紹介しました。
なかなかお目にかかることができない材料を使い、島民のたちの知恵と工夫から生まれた、まさに命を繋ぐ料理でした。
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