2023年1月12日に放送される「プレバト!!」にて、俳句冬のタイトル戦「冬麗戦」が開催されます。
2022年に番組で詠まれた俳句の中から厳選した優秀句を詠んだ15人によるグランドチャンピオン大会です。
この大会で優勝した方は、2022年の最優秀ということになりますね。
一体誰が優勝するのでしょうか。
また、15人が詠んだ句も気になるところです。
それではいきましょう。
「プレバト俳句冬麗戦2023」の出場者一覧!
「プレバト俳句冬麗戦2023」の出場者と優秀句は次のとおりです。
【冬麗戦2023の出演者】
梅沢富美男「縫い初めの 楽屋朝日は 母にさす」
中田喜子「産声送信 ドバイは 大夕焼」
藤本敏史(FUJIWARA)「雲の峰 ぱんっと乾いた ピザの薪」
横尾渉(Kis-My-Ft2)「春夜のおもちゃ屋 プラレールの やわやわ」
二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)「夕月夜 一人暮らしの 光熱費」
千賀健永(Kis-My-Ft2)「雷声や 絶島の ロンサムジョージ」
村上健志(フルーツポンチ)「卒業や 階段に 階段の影」
立川志らく「影のような 野良犬に 桜ながし」
千原ジュニア「病室の 七夕竹に 一礼す」
犬山紙子「恋を終わらせ 平日の 海月見る」
森口瑤子「メールぴこんぴこん シャワー中だってば」
高橋克己「梅雨夕焼 タイムセール 駆ける父」
本上まなみ「もの言わぬ 従弟にサイダー 渡す駅」
伊集院光「在りし夏 選ばれなかった フレイバー」
森迫永依「いちじくを 運ぶ掛け声 朝の鐘」
やはり梅沢富美男さんがどのように詠まれるのか気になりますよね。
また、今回はキスマイから2人が出演しますので、アイドルらしい自由な句が詠まれるのでしょうか。
「プレバト俳句冬麗戦2023」の結果と優勝者!詠んだ句も!
※放送され次第、更新していきます。
「プレバト俳句冬麗戦2023」で、夏井先生から出されたお題は「ラッキー」です。
季語がなく、自由でどんな発想もできますから、出演者の発想力が試されます。
夏井先生の高評価を受ける句を詠んだのは一体誰なのでしょうか。
予告では、「大波乱の連続」と言われていましたので、意外な方が上位に食い込んでくるかと思います。
となると、タイトルから遠ざかっている梅沢富美男さんは、今回も上位にランクインすることなく終わってしまうのかもしれません。
※「プレバト俳句冬麗戦2023」出演者の順位や詠んだ句は次のとおりです。
1位:森下永依
詠んだ句:初富士は青し ケサランパサラン来
先生の添削:添削なし
先生の評価:新年の感慨を青に託した。初富士の空の青さ、雲の青白さ、空気の青さ、青のイメージの濃淡を前半に描くところが素晴らしい。「ケサランパサラン」と「初富士」を合わせる勇気、誰だろう?と思っていたらあなただったのね。
2位:本上まなみ
詠んだ句:雪虫の 第一発見者は 次男
先生の添削:添削なし
先生の評価:「次男」にリアリティーがある。「第一発見者」の硬い言葉の使い方も良い。たかが雪虫を見つけたことだけど、家族みんなでラッキーだったねと喜び合える家族の感性が素敵。
3位:千賀健永(Kis-My-Ft2)
詠んだ句:冬ぬくし 粘板岩に 貝の跡
先生の添削:添削なし
先生の評価:作品としてキチンとできている。「冬ぬくし」がテーマと重なってくる。冬の暖かい日に化石探しを楽しむ、そして化石を見つけてラッキーというのがわかる。
4位:森口瑤子
詠んだ句:マフラーにきら 失くしたはずの ピアス
先生の添削:マフラーのフリンジ あらここに ピアス
先生の評価:一番ラッキー度が高い句。ただ「失くしたはずの ピアス」や「失くしたはずの〇〇」はよく見るフレーズで既視感がある。
5位:藤本敏史(FUJIWARA)
詠んだ句:四時限目休講 小春のキネマ
先生の添削:四時限目休講 小春日のキネマ
先生の評価:まさに大学あるある。「四時限目休講」という硬い言葉を放り込んで時候の季語にいく、季語がささやかなラッキー感があり上手にまとめたな。「キネマ」が映画マニアのような大学生なのかな。
6位:千原ジュニア
詠んだ句:焼鳥や 嗚呼隣席に 郷ひろみ
先生の添削:添削なし
先生の評価:酒を飲みながら愚痴をこぼしているのかなと思いきや「郷ひろみ」、これ以上ない語順。奥行き・ポエムとしては損しているが、「俳諧」はおかしみ・滑稽であるから、滑稽としてこれは一句。
7位:犬山紙子
詠んだ句:一月の銀座で おそろいの 遅刻
先生の添削:一月の銀座 お互い様の遅刻
先生の評価:テーマ対してのエピソードは悪くない。「銀座で」の「で」が散文的で、なくても意味は伝わる。「おそろいの」と「遅刻」はストレートに意味が伝わらない。
8位:横尾渉(Kis-My-Ft2)
詠んだ句:初旅は海へ 黄色の 京急来
先生の添削:京急は黄色だ 初旅は海へ or イエローハッピートレイン 初旅は海へ
先生の評価:「初旅は海へ」に全部入っている。悩ましいのが後半で「黄色の京急来」と淡々に書いているから前半の「初旅は海へ」の素晴らしさとアンバランス。
9位:梅沢富美男
詠んだ句:夕の膳 二つ「ん」のつく 冬至かな
先生の添削:「ん」のつくもの二つ 冬至の夕の膳
先生の評価:謎かけになっているようでも読み進めると冬至の南瓜だとわかる句。謎かけにしたいなら語順が間違っている。
10位:村上健志(フルーツポンチ)
詠んだ句:雪晴や チャームへ託す 運選ぶ
先生の添削:雪晴や 金運のチャーム キラキラ
先生の評価:「雪晴」と「チャーム」の組み合わせはいい。問題点は語り方。
【ランク外】※俳句の発表はなし
11位:中田喜子
12位:高橋克己
13位:伊集院光
14位:二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)
15位:立川志らく
ということで、優勝者は「森下永依さん」でした。
まとめ:【プレバト俳句】冬麗戦2023の結果や優勝者は?詠んだ句一覧も!
今回は、「プレバト俳句冬麗戦2023」の結果や出演者や詠まれた句についてご紹介していきました。
2022年の最優秀者が決まりますから、2023年の幸先の良いスタートになったことでしょう。
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