2022年10月13日に「プレバト‼︎3時間SP」で、俳句秋のタイトル戦「金秋戦決勝」が開催されました。
金秋戦決勝は合計10名が出場しています。
また、今回のお題は「大谷翔平」です。
この記事で分かること
・出場者の順位(優勝者)
・出場者が詠んだ俳句
・2022年7月21日放送「炎帝戦」優勝者
それでは見ていきますよ。
【プレバト俳句】金秋戦2022決勝出場者の順位(優勝者)は?
お題が「大谷翔平」という、今話題の方ですのでそれぞれどのような個性を出してくるのか非常に楽しみであります。
金秋戦2022決勝出場者と順位(優勝者)は次のとおりです。
出場者と順位(優勝者)
優勝:FUJIWARA藤本敏史(名人10段)
2位:フルーツポンチ村上健志(永世名人)
3位:春風亭昇吉(特待生5級)
4位:Kis-My-Ft2横尾渉(名人10段)
5位:松岡充(特待生2級)
6位:千原ジュニア(名人10段)
7位:梅沢富美男(永世名人)
8位:森口瑤子(名人初段)
9位:立川志らく(名人6段)
最下位:皆藤愛子(名人3段)
以下は発表前の予想です。
やはり優勝筆頭は永世名人の梅沢富美男さんでしょうか。
番組でも出演者の俳句に対してズバッと物言う様子や、的確な指摘が素晴らしいですよね。
ただ、最近のタイトル戦ではいい成績は残せていませんが。
次に優勝に近い方は、Kis-My-Ft2の横尾渉さんだと予想します。
横尾渉さんは、2021年の金秋戦で惜しくも2位でした。さらに、最近メキメキと成績を伸ばしていますから、他の出場者を抑えて優勝する可能性も十分にあります。
横尾渉さんも、梅沢富美男さんと同様にタイトル戦では残念な結果に終わってしまっていました。
そんなところでダークホースと言うならば、森口瑤子さんでしょう。
後述しますが、森口瑤子さんは前回タイトル戦にいい成績を残していますから。
今1番伸びている方とも言えるかもしれませんよ。
【プレバト俳句】金秋戦2022決勝出場者が詠んだ俳句は?
出場者が詠んだ俳句は次のとおりです。
順位とともにまとめます。
優勝:「FUJIWARA」藤本敏史
俳句:大きく 振りかぶって 秋爽の只中に
評価:真っ向勝負を挑んだ一句。
ピッチャーと書いていないけど読めば分かる。
「秋爽」がいい。
添削:大きく 振りかぶって 秋爽の只中
2位:「フルーツポンチ」村上健志
俳句:大谷の球 大谷が打つ 案山子
評価:二刀流としてはあり得ない場面だけど「案山子だったか」というアイデアがさすが村上さんだな。
「案山子オチ」くらいの発想がある。
添削:なし
3位:春風亭昇吉
俳句:白秋の 雲穿ぐ 右投げ左打ち
評価:内容が爽快!
大谷翔平さんが打った球が雲を穿つようだということが分かる。
添削:雲穿ぐ→雲裂くor撃つ
にしてもいいかな!
4位:「Kis-My-Ft2」横尾渉
俳句:総立ちの フェンウェイパーク 星月夜
評価:固有名詞に語らせるタイプ。
インパクトがある。
「フェンウェイパーク」ここで完全に映像が流れる。
やっぱり五・七・五はいいですよ。
添削:なし
5位:松岡充
俳句:天高し 野球ノートの 三箇条
評価:シンプルだけど明快!
基本の型をきっちり使っている!
とても気持ちのいい句!
添削:なし
6位:千原ジュニア
俳句:秋立つや 十七画の 名を吾子に
評価:これはきっちり作れている
「十七画」は、テーマ性との兼ね合いで損している。
自分の子が生まれた時の句として読むと、句としてはとても気持ちの良い句。
人生の1ページの句として残しておけばいい。
添削:なし
7位:梅沢富美男
俳句:ポケットにゴミ 爽涼の ユニフォーム
評価:エピソードをうまくすくい取ったなと思った。
お題に真っ向から取り組んでいる句。
惜しいのは「ポケットにゴミ」で、もうすでにゴミが入ってしまっている。
添削の通りにしていたら、間違いなく1位にしていた。
1位をドブに捨てた句。
添削:マウンドのゴミ 爽涼の ポケットへ
8位:森口瑤子
俳句:四番打者 四球を選ぶ 子規忌かな
評価:こういうネタは嬉しい!
大谷選手からのルーツをめぐるという発想は非常にいい。
韻律の面白さが丁寧。
全体を読んだ時の臨場感が薄いかな。
この句の場合、「かな」はいらない。
添削:バッターは四番 子規忌の 四球選る
9位:立川志らく
俳句:巌流(がんりゅう)無念 しおれた菊人形
評価:後半の「しおれた菊人形」の表現は光景として見えてくる!
「無念」と「しおれた」の気分が近すぎる。
しおれたのは今のあなたの気持ちでしょ?
添削:小次郎の 無念しおれた 菊人形
最下位:皆藤愛子
俳句:打ちまくる大谷 生姜擦る私
評価:発想はとてもいい!
惜しいのは、「大谷」に対して「生姜」が支え切れるのか心配。
「打ちまくる大谷」がシーズン全体なのか1試合なのかわからない。
添削:今日も打つオオタニ 私は生姜擦る
今回も大波乱の展開でしたね。
しかしながら、それぞれが思い思いの句で非常に面白い勝負でありましたね。
ただ、私の予想は大外れでしたが・・・。
また、春のシード権は「2位まで」ということで、「FUJIWARA」藤本敏史さんと「フルーツポンチ」村上健志さんということになりました。
上記の両名は春の予選は免除になるんですね。
2022年7月21日放送「炎帝戦」の優勝者は?
2022年7月21日に放送された「炎帝戦」では、今回決勝には出場していない中田喜子さんが優勝を飾りました。
ちなみに、今回の「金秋戦」に出演している方も「炎帝戦」でいい成績を残している方がいました。
それが、第3位にランクインした森口瑤子さんです。
この時のお題は「メール」ということで、森口瑤子さんが詠んだ俳句を見てみましょう。
「メールぴこんぴこん シャワー中だってば」
夏井先生も「こういうやり方があるのか」と大絶賛の俳句で「直しなし」でしたよ。
ちなみに、藤本敏史さんが第5位、梅沢富美男さんは第9位といった波乱の展開でもありました。
まとめ:【プレバト俳句】金秋戦2022の優勝者は「FUJIWARA」藤本敏史
見事、優勝に輝いたのは「FIJIWARA」藤本敏史さんでしたね。
とても嬉しそうな表情が印象的でした。
春のシード権も獲得していますから、春の勝負も非常に楽しみですね。
ということで、今回はここまででした。
コメント